2011年5月29日日曜日

1歳おめでとう。


夕方
なにも持たないで橋を渡るときの気持ち


風が渡る 波の背金色


西日浴びる腕も頬も
水を喜ぶ魚みたいに
風を喜ぶ凧みたいに
ぐんぐん世界を吸い込もうとしている

まだ何もかも明るいのに
向こうのマンションに
光が並んで

隣の橋を行く車も
ぱらぱらライトをつけ始める。


遠くにあるものも
懐かしく
色々あった今日だけど
からだの力もなんだか抜けていて
今は素直な
いい気持ち。




Tuuliにいるとき、
しばしばわたしは
そういう気持ち。



深く息をつけるような
気持ち。




昨日は
入間市駅ちかくの
cafe Tuuliの一周年のお誕生日でした。


窓からの風がさーっと
細長いお店の奥まで

キッチンの音






トゥーリ、という
風という意味のその場所を思うとき
私のなかでいつからか
吉野弘さんの『生命は』という詩が
ふと立ち上がる。


 
生命は
自分自身だけでは完結できないようにつくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする
・・・
吉野弘『生命は』



小学生のときに先生が
吉野さんも当時、狭山に住まわれているとお話してくださった。

詩の言葉は普遍。

きっと誰が読んでも。


でも

たぶん、同じ川面をいつか見て
同じ匂いをかいでいた。

Tuuliの まりちゃんと
吉野さんと




水面を渡ってくる風に
髪の毛湿らせたことがある やさしさ


つむじくんの 正直さ



いいお店が
近くにあるんだ。

http://cafetuuli.jugem.jp/

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