2011年5月8日日曜日

アンドピース、アンドピース

 
 
 
 
 
 

宵の口
空に鳥影


カラスにしてはと思ったら
白鷺だった


山の上で見るのは珍しいと思った



月がほほえむ口の形




失語症のおじいさんが
おかあさんのうたを聞いて泣いた


自衛隊の飛行機の音



ここはどこかに繋がっていて
どこかはここに繋がっている
あたりまえだわな
ひとつの場所の話





数日前から

忘れよう

って頭に浮かぶ



忘れたいのは
自分の声だよ


思考が世界の型をつくって
目に見えるものを選んでいく


ないのにあるみたいに
自分の考えみたいなものが出来上がっていくことが
こわいよ

 
その考えの中で

考えなくなることが こわいよ



ありえない






わたしはもっと
人と会いたい

その人の声を
聞かせてほしい

ドライな目で
風景を観察する


自分の目線に世界を寄せるな




忘れる
忘れる

ご破算だ








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