2011年6月22日水曜日

夏至

ガラガラの駅で
高校生の男の子が
コーラのボトルキャップひねって
照り返しの強い下りホームに
炭酸ぬける音が涌く。

それも一瞬で
白い光の中に
すぐ消えた。

夜勤明けの自由が夏至で
長い今日をもらう。


今日は太陽のお祭だから、
きっとやさしいことが
あらゆる人に場所に
注がれるはずで


ふくふく膨らむ光の時間に
願いごとをこめて
育てたらいいと思う。


心が過去に過去に戻りたがって
まるまって眠っていたいと思っていたけれど


昨日、夜に備えて昼にすこし眠って目覚めたら
今の世界にきたと思った。
時間が動きだした。

悲しいのも
素晴らしいのも
思い出に捉えられたらいけない。


今、ぜんぶ新しいから
息をふきこまないと。


ここにいられるのだから。

0 件のコメント:

コメントを投稿