2011年7月20日水曜日

c i m a i
















この間、cimaiさんで買った焼きたてパンを持って
お店のちかくの田んぼの脇道を歩いていってみた。

風が渡って、稲の揺れる音がさわーさわーとした。
紙袋からパンを取り出して、すこし、と思って口に運ぶ。
生地がかりっとしてもちっとしてかおりがふーっとぬけて、おいしい。
今まで何度だってそう思ったけど
やっぱり今、はじめてみたいにおいしい、と思った。

稲はさわーさわーと揺れて
すこし、のつもりだったパンは
おいしいからぱくぱく、口に運ばれて
ちょっとのつもりだった散歩が、長くなった。

とってもとっても、気持ちがよかった。



古いテーブルと椅子に座って
おいしい飲み物と一緒に、パンをいただいたときの気持ち。

電車の中で抱えた袋からパンの匂いがかおったときの気持ち。

ともだちとおいしいね、おいしねと噛み締めて食べたときの気持ち。

冷凍していたパンを解凍して、朝食にしたときの気持ち。


cimaiさんのパンを食べたときいつも、
心が動いているから

日常の食卓のそのなんでもない風景も、記憶に残っていて

cimaiさんのパンを口に運ぶと
はじめてみたいに思う、おいしい
と一緒に
いつか食べたときのことがふっと蘇る。

その、ささやかなことが
ずっとずっと
自分の生活を
豊かにしていると感じる。


きっとそういうひとが、たくさん
cimaiさんのお客さんでいらして
わたしはそのうちの、ちいさなひとりなのだ。





お店のとなりでjoyce cafeさんがおいしい珈琲を淹れてくれるスペシャルや
hang cafeさんの古道具を並べたり

それから

はじまったばかりの
cimaiさん 2階のshureという場所。



繋がりのなかで生み出していく

ふたりのちから 

誠実さも

わたしたち、どれだけ
受け取っているだろう。


 
 

ほんとうに、すてきな
おいしい、おいしい パン屋さんです。


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