2011年9月13日火曜日

遠くで誰かがあなたを思った瞬間、知らぬまますこし、あなたはいい気分になる。ちいさな魔法は常に行き交っている。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
電話が終わってしばらくしたら、鳥が鳴いて東の空が明らむ。
すこし寝ようと思った。
 
 
 





残暑のなか
コンビニで祖母にアイス買って帰る。
家に着くと、玄関からすぐの部屋にいる祖母から呼びかけられ
「アイスが食べたいな」
とちょうど言う。
「買ってきたよ、おばあちゃん。テレパシーかね」
そう返事してチョコモナカ・ジャンボを渡す。

食べて半分かなと思っていたけど
にこにこしながら全部食べた。

そのままアイスを食べる祖母の隣で読み途中の本を開く。

祖母の部屋にいると読書が進む。
祖母は目を開けていても眠っているみたいで
薄暗い部屋は静か。

「爪のびてない?切ろうか」
と聞くと
デイ・サービスで切ってもらったということだった。
 
 
祖母とふたりでいると
今、目の前の時間が
昔のことであるような
起きているのに

眠っているような
しんとした気持ちになることがある。
 
 
 
 

 
 
 

 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿