2011年10月21日金曜日

オーケー、ブランケット

黄昏前、
空気全体が赤みがかって
開いたドアの向こうに
心がすくわれる。






「見て!」


と声掛けると彼女は


「地球最後の日だ」


と言った。


「晩餐だね。何食べますか?」


「冷蔵庫の中のもの」










毎朝起きると
夢の名残が体のすみで煙ってる。




憶えてることはほとんどないけれど


いつでもあのひとやあのこと
ついさっきまで話していたような感覚が
喉のまわりをじりじりして




目が覚めてしばらく
思い浮かべてる顔がある。






地球が終わるよりさきに
会いたいなと思う。
 
 
 

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