2012年3月7日水曜日

エブリシングゴナビーオーライ

春だ。

空気が水を含んで揺れている。
それを孕んで膨らむ旗がバチバチ。

白い月がすこしずつ明るくなる。
夜がゆっくりやってくる。


あと一ヶ月くらいしたら
誕生日がくる。

春の夜はお腹の中と似ている気がして
羊水のなかで多分、
わたしはもうすぐ生まれるのを楽しみにしていたんだ、
と昨夜思った。
とおい、あまい、よろこびを吸うような感覚が
春にはいつもあるから。


もし、生まれ変わりが本当にあるとしても
今生のあとにまた
かたちを持って生まれてきたいと思わない。


忘れそうになるけど、
一回きりだよ、シャンとしよう
とちいさく思い直す。

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