2012年7月10日火曜日

このあいだ
友人からいただいた大きなズッキーニがとても美味しくて嬉しかった。

夏野菜や、
この時期の果物がとても好きだ。
特にソルダム。
あともうすこしで。



駅まで歩く通勤時に、
色んな植物を見かける。


塀に垂れて花をこぼしているノウゼンカズラを見て
あの時から一年が経ったのだなと知る。

二年前には一年前のことを知らなかったし
一年前には今の景色を知らなかった。
来年もきっと、今は知らない景色の中を歩いている。


自分がいなくなったら
世界は消えるのかなと思っていたのは子どもの頃の話で
今は
自分がいなくなったら
ひとつの観察点は消えるけど、
この世界は多分続くのだと思えるので、
いよいよあらゆるものは借り物のように思え
自分がいるときといなくなったときと
なるべく景色が変わらないことがよいと思うけど、

わたしが今こうして生きていても
ひとりの人に心を動かされて変わったり、
誰かの小さな仕草で未来が変わったりして、
だから生きてくことは歩いた道の周りの景色を変えていくことそのもののようにも思え、
それは難しいようにも思えるけど、

それでも響いた音もいつかは空気に散ってまた無音に還るように

痕跡は瞬く間に薄まっていくだろう。

人がひとり
できることは
とてもささやかなことなのかもしれない。

毎瞬間にはたらきかけるから
ようやく保たれている景色なだけで
はたらきかけをやめれば
あっという間に星に呑み込まれていく。


ぎゃくをいえば
生きているかぎり
はたらきかけをつづけ
星に絵を描きつづけて生きてる。


そういう誰かがソルダムを摘んで
配送されたソルダムは誰かによってスーパーに並べられ
買った私は食べて
また次の景色を見る。





ロイテでの展示、
7月21日から31日までの開催です。

月曜日がおやすみです。

おしらせブログもすこしずつ更新しています。

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