2012年10月17日水曜日

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古本屋さんからの帰り道、
国道からコスモス畑が見えて
脇道へ左折すると
同じように傍らに車を停車させ
コスモスの群れの中で笑っている人たちがいた。



西日がさして
冷たい風は甘い匂いがしている。

蝶々がはねるみたいにふわふわと
コスモスの花々が揺れた。




古本屋さんへは本を売りに行った。
ずいぶんと本が減ってる。

『プラネテス』や『魔女』、『火の鳥』とか
いつか感動した漫画も棚からぬいた。


保坂和志とか好きな作家の本は、
チェーン店の古本屋さんで安く扱われるのが嫌で
市のリサイクルセンターに引き取ってもらった。





部屋はまだ
ひっくり返したように散らかっている。


大島弓子の漫画が床の上。

棚はからからだからどこにでも入るのだけど

ちゃんと「いい位置」があるから、
しまうのに時間がかかる。



何度もこんなことを繰り返しているけど
ずっと棚から消えない本もたくさんあって

それは魂の宿り木だ。







本棚に、たくさんの隙間。
引き出しもカラカラ。


大人になろう。

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