2012年12月15日土曜日

小さな気持ちを、おそれないで話そう。

あっちも、こっちも
ただしく思えて
あっちも、こっちも
間違えて思えて
わからなくなることがある。


このあいだ
朝、自転車を漕ぎながら
「わたしは、わたしを信じよう」
と思った。

それはいけないよ、
それは幼い考え方だよ、
成熟していない。


いろんな「ただしい」があって
ぐらんぐらん、とする。

でも本当は
わたしが知ってる。

わたしがわたしを信じなくて、どうすんだ!
そう思ったら涙がボロボロッとこぼれた。


そうだそうだ!
って、
わたしの中の小さなわたしがこぶしをあげて踊っているのがわかった。



ただしさは、いくつもある。
誰かからみたら
わたしは間違えているかも。
でも、わたしは間違えていないってわかってる。

それはわたしが、よく知っている。



小さな気持ちがある。

ひかりがきれいだな、
白い息だ、うれしい。
あのひとの瞳をのぞきたいなぁ、
あたたかいもの飲もう、
満員電車はいやだ。

それから

ずーっとずっと、人が人へ思ってきた気持ち。

この人と一緒にいたい、

この子にずっと、元気でいてほしい

笑いながら、大きくなってほしい。



そういう気持ちは、
馬鹿げていないし
幼稚ではない。



小学生のときに、
「お母さんの木」という
戦争に行った息子たちのために一本一本、
木を植えて無事を祈ったお母さんのお話を
朗読しながら先生がゴーゴーと泣いた。

今も忘れられない。



人のかわいらしさや
いじらしい思いのさきには

愛がある。



大学生のころにみた夢で

「宇宙の秘密って愛なのかな」
って、ひとりの人が言った。

「ピンポーン!」
と、おじさんが答えた。


宇宙の秘密は愛。

それからずっと、そう信じている。


宇宙の秘密は
夜中に窓の外をいく鼻歌のなかにある。
落し物を拾ってくれた、おばあさんの手のなかにある。
自転車を漕ぐわたしの足にある。


大きなことを、言うのは
案外、かんたん。


耳をすませて聞こえるところ

ひとつひとつ、ちがう「ほんとう」


忘れてしまわないように。

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