2013年7月16日火曜日

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まだ春がやってくる前、
ヨーコさんと大阪のsewing tableを訪ねた。

ずっと行きたいと思い続けていたから
仕事が終わる前に出かけよう。
そう決めていた。


「アラスカの先住民、ストーリーテラーのBob Samが
sewing tableでお話を語る夕べがある。よかったら一緒に」

そんなで中ふと、
ヨーコさんから声をかけてもらったのだった。



sewing tableは小さな洋裁学校の裏に、
のびのびと
そっと、ある。







自分がどうしたいか、よく見つめた方がいい。

ある人からそう言われたばかりで
介助の仕事を終えたあと、自分がどうしていきたいか
そもそも、自分の燃えどころは何なのか
一生懸命探していた冬だった。





sewing table 
星ヶ丘洋裁学校の庭のベンチに
ヨーコさんと並んで腰掛けて
夜のイベントにむけて準備をしている玉井さんたちの姿を眺めているとき
じっとじっと揺れない水面を見つめるようにして探していた
「ほんとうにやりたいこと」
その中心に、ふと触ってしまったような
そんな感触があった。



帰ってから、その感触に
潜って、潜って
いつでも、どこにいても
これからそれが見えるように
言葉になるところまで
潜って、触って、引き上げてきた。






そのあとは、いろんなことがあった。

ひとつひとつの出来事を経て
じぶんの内側がどんどん変わっていく感じがした。







今日、
sewing tableで 玉井さんのつくられている服たち
so seaの展示会が
東京のタンバリンギャラリーで初日を迎えた。


旅のときと同じように
ヨーコさんとふたりで訪ねた。


木の実や枯れ枝を綴ったレイを
首もとにかけた服が並んでいた。


ひとつひとつ
纏う人の肌に触れるのを
待っているような佇まいで。




はじめて会う人たちと
明るい声をあげながら
試着しては笑顔になって
感想をもらす



so seaの服を纏うほどに
そこにいたひとりひとりが、自由になっていくようだった。





ヨーコさんが出会っていたのは
いまのヨーコさんが目指すものや
そこへむかう日々をかろやかに支えてくれそうな
ひかりをたばねた色、しろい服。





わたしは太い黒のストライプの、
seaパンツを注文してきた。

1点もので頼めなかったけれど、
試着させてもらったもう1着は
鮮やかなオレンジのサンドレス。

手がのびたのは
心をしっかり持っていられそうな、
輪郭のつよいものたちだった。








再会したsewing tableの気配


「すすみなさい」








目の前で
風まいて踊ってるようにみえる

海の気配抱く
草原でつくられた
服たち





http://tamazkue.sakura.ne.jp/index.html

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