2013年9月9日月曜日

生きていること。

 
 
 
先日、電車のなかで隣に座ったおばあさんが
こくりこくりと舟をこいで
わたしの肩とおばあさんの肩が触れ合った。

あたるとおばあさんは
「すみません」とちいさくいちど言って
あたるたびにすっと何度も肩をひいた。

わたしは
おばあさんの肩があたるたび、うれしかった。
それはその感触が自分の祖母にそっくりだったから。

皺のよったやわらかいみずみたいな、はだ
骨もきっと軽くなっている。



からだが傾きはじめてる祖母と寄りかかりあって
ソファに座っている感触が蘇った。






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