2013年10月25日金曜日

じぶんがいま、ここにいること




雨降り



音はどこにあるんだろう
指が楽器に触れたそこにあるのか
指をもつ音楽家のからだにあるのか
からだに包まれたいくつもの記憶、感情にあるのか
触れて響いた空気にあるのか
伝わって揺れているわたしの肌にあるのか
揺れてたちあらわれてくる風景や感情にあるのか

音はどこにあるんだろう

そのすべてが音というのだろうか




音が鳴るということは
音を鳴らすということは
音を聞くということは








雨が降って
湿気に音がすわれていく

からだはふくらんで
水がよく渡る


水位のあがった近所の川










 
 
ふと、生きてるっていうのはなんだろうなぁと思う。
からだがあって、活動をつづけていて
思考があって、感情があり
コントロールできない波に揺さぶられたり
穏やかな何の言葉も湧き上がらない地平にたったり

朝ドラの恋模様から目がはなせなくなったり
ハローワークの検索機の前で途方に暮れたり

夢中でなにかを目指してみたり
そういう気力のいっさいが遠くなったり

それでもまだ、続いている
ここにいる

発生している







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