2013年12月21日土曜日

ピーナッツ





もう暗くなっている、17時前には。
各駅停車の電車の窓から、
並んだ提灯のあかりをみた。お稲荷さんの参道のある駅で。



空いている電車の
前に座ってる女の子が
なんかいいかんじだと思ったら

彼女とおなじ、バッグをわたしも持っている。

(わたしも、持ってるよ)とテレパシー、1回。








明日は髪の毛を切ってくる!
ばっさりいこう。

途中までは美容師さんの力をもって
たのしくのばしてきたけれども
編み込みとかも、
ちょっとできるようになったりして
嬉しかったんだけど
このあいだまりちゃんのショートカットを前にしたときに
がーんときた。
おれはなにをしていんたんだ、と。


進歩は
髪をのばしている自分から、女装している感覚が消えたこと。

感覚のするどい人とか
親しくなった人には「内面、おとこだね」とよく言われ
わたしも、そうなんです〜と思ってたけど
なんとかジェンダーが身体と一致してきたというか
バランスとれてきたかも。30年かかるんだな。

女性のからだで、女性よりのわたしでも
ほんとうにじぶんの身体と精神のジェンダーが一致するのに
30年かかるんだ。
(いまも、一致しているというよりは
ギャップがなくなってきているというほうが正しいかんじ)

その実感から
性同一性障害とか、同性愛というのも
とても自然な状態なんだと想像する。

完全に男
とか
完全に女
とか
そんなはっきりしたものじゃなくて

わたしたちは揺らぐ存在なんだと感じる。


「男性であるとか女性であるということではなく
ユニークな個性である、ということが
わたしの扱うジェンダーです」

学生時代に聞いた、ジェンダー論の先生のことば
いま、思い出した。






ほんとうははさみをもって
今すぐこの髪の毛を切りたいけど
なんとか明日まで持ちこたえよう。

髪を切りたい
と思ったら
ほんとうにその日、その瞬間
切りたい
という感覚は
髪の毛がアクセサリーではなく、
身体であるがゆえだと思う。
















ピーナッツバッグ
ヴィレッジヴァンガードで600円ちょっとで買った。
気に入って、おろした日に撮った写真がiPhoneに残ってる。

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