2013年12月17日火曜日

そら



隅田川は深くて太くて
目に入ると安心する。

大きくて深い流れがすぐそこにあれば
自分(ひと)の命をかんたんに取り込んでしまうような
大きな野生がそばにあれば

心はさまよわないで
肚のそこにふっと
おさまるような感じがする。



ひとはとても
揺れやすい

その性質は宝庫である。たぶん。
揺れて感応して、創造する生き物なんだと感じる。

でも心が肚から離れてしまうと
ただ揺れそのものになってしまうと
生み出すこともできなくなる
じぶんではなくなってしまう
それはとても
つらい


地に足をついて
肚と繋がっていられるためには

じぶんよりも深く長い振幅で生きている
自然に触れること

みずからの呼吸を
深く深くしていくこと

あたたかなものに
やさしくからだに触れてもらうこと

そういういくつかの
きっかけがあると感じる





昼間、テレビをつけたら
堤真一がでていて

その日、その番組のインタビューのなか
彼の話すことばの中心にあるのは「原始」だった。

演劇の話でもそこに触れ
番組の撮影先となったカナダの自然に身を置いた感想でもそこに触れていた。



「いろんなことは全部、じぶんが作り出しているんだと感じた。
もっと、シンプルでいいんだと思った」



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