2013年12月19日木曜日

飛行機の音、あたたかい橋の上




橋を渡って
友人たちから教えてもらっていたカフェへ


橋から見える土手の草原
枯れて金色

まだ雨がふる前の
湿った空気をすって、土に眠るようにしている。

どこかで多分、焚き火をしていて
煙の匂いがかすかにしてくる。


午後からの出勤だったので
ゆっくりお昼ごはん、食べた。
お店に並んでいる本がおもしろい。
自分の好きな本もあり、知らないタイトルもたくさん並んでいて
ここへ来れば、あたらしい本と出会えるかもしれないと感じた。

レジで、
「今日は寒いですね」と声をかけてくれる。

雪が降る前だからか、すこしあたたかいなと思って
橋を渡ってきたけど
「寒いですね。雪が降るのかな」
とこたえる。

寒いか、どうかの、
話をしたいんじゃなくて

声をかけて、くれたんだ。

そう感じられて
ことばを音にしてくれたその気持ちが
嬉しくて。


帰りに店先のパン屋さんで
シュトーレンを2切れ買ったら
配合を間違えてしまったから、とショートブレッドをくれた。
「これはこれで、おいしいと思うので」って

ほろほろっとして
スパイスの香りがふっとぬけて
とてもおいしかった。

帰り道に、歩きながら
ぱくんぱくんと食べた。




ひとが、立体的だ

と思う。

出会うそのひとが、
立体的だなぁ…と感じる。




このひとはこういうタイプだろう
とか
ひとを型にふりわけるように
わたし、生きていたんだ。数年前まで。

あのときに出会っていたひとたちだって
生々しくて
奥行きがあって
立体的だったはずなんだ…と、思い返していた。
 
 




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