2014年3月28日金曜日

夕方の風

 

昨夜、
眠る前にベッドに黒田硫黄の『茄子』を持ち込む。

久しぶりに読み返して安心する。
情報量の多い画面に。
 
 


役に立たない
成長しない

そういうものが
からだの奥に小さい火を灯す




目的のために世界はない。

もっと豊かだって思い知りたい

自分の頭が
無意識に吸い寄せている
《こう生きなさい》っていう空気を
ビリビリ引き裂いて走りたい




『お父さん、切っても切っても切れないもの、なんだ?』

『たくさんあるよ、水とか』


そう言って通り過ぎていった人たちがいて

『たくさんあるよ』

って声が
耳に残った。



『ちかくじゃないのにちかくっていう食べ物なんだ?』

夕方、すれ違った女の子の謎かけ



またなぞなぞとすれ違ったと思いながら


『蕎麦』
って心の中でこたえる。

でも蕎麦じゃないかもしれない。

こたえはたくさんあるのがいい。




宇宙に願いごとなんて飛ばさなくてもいい。
思いついていることがつまらないから。
 
その向こう側で遊びたい。




電線にからまった
枯れた蔦


青いコート



 
 
これはもはやテレパシーだ
青いコートって書いて
あなたの頭の中に、青いコートが浮かぶこと。
 
 
 
さようなら、目的。
 
 
ことばを忘れた気持ちで世界に立ってみる。
 
 
 
 
ことばを忘れた気持ちで。
 
 
 

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