2014年7月31日木曜日


 
緑の芝の上を歩く。
土の柔らかさを踏んでいる。

おとといあたりから涼しい風がふくようなことがあって
体温より高くなるような暑さが
すこし落ち着いた感じがある。
 
 
 
ひとに、会えるようになった。
と思った。


今までだってずっと会っているのだけど

じぶんから「会おうよ」って声をかけたり
手帳を開いて時間を見つけたり、合わせようとしたり
そういう風にはからだが、ずっと動かなかった。

 
 
細い川の横を歩く。
街灯のあかりが水面に落ちてオレンジに光る夕方。
 
 
自分のなかに、やっと自分が戻ってきたような
そんな気がする。
 

嵐みたいなものが、通りすぎたような
そんな感じがする。
 
 

なんだか自分と自分が、ずれている気がする
目の前のことが遠い
 
現実感がない現実に落ちてしまったような感覚がずっとあった。
 
その間だって
ずっとわたしはわたしをやってきたけど
 
そうだこういう、感じだった。
自分が、ある。っていうのは
こういう感覚だった。
 
その感じが
すごく、久しぶりに
戻ってきた。
 



中学校の校舎の奥に
細い月がみえた。
 
オレンジ色に光って
青がのこる宵の口に、線引いたみたいにして。
 
 
 
マンホールの上を歩くと水の音がして
 
月曜日の夜に会ったひとは
レモンに塩をさら、とかけて
きゅっと、口にはこんだ。
 
 

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