2014年7月10日木曜日

それは
自分のパートを、鳴らさなくてはいけない。

という感じかなぁと思う。


ふだんは
いろんな楽器とのハーモニーがあって
リードしてくれるメロディや
呼応してくれるさまざまな響きがあり
身を委ねて音楽に没頭している。


でもある瞬間、
ソロパートがやってくる。

周りのすべての音がやんで

わたしの音が響くのを待っている。



わたしは音がやんでしまったことに驚いて
いそいそと楽器をしまい
舞台を離れ
また一緒に合奏してくれる楽団を探しに行くかもしれない。

でもきっと
その楽団でもやがて
同じような場面がくる。


いくつも楽団はあるし
音楽はきっと流れ続ける。

生きてること、それそのものだから。


でも

周りの音がやんだその瞬間に

自分のパートを
高らかに鳴らせたら

音楽は新しい局面を迎えていく。

場はすでにあたたまっていて

新しく、かつ、熟した演奏が生まれていき

知らなかったよろこびが
会場中に溢れていることに気づく。

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