2015年4月5日日曜日

千鳥ヶ淵の桜は綺麗だった。
靖国神社の屋台も相変わらず賑わっている。

屋台でごはんを食べて、お堀沿いの桜を眺めながら歩いて
「珈琲を飲もう」と、近くのカフェに入った。

じゅんちゃんの耳には、
さっき贈ったピアスがキラキラと揺れている。





先日、じゅんちゃんの好きなうさぎのモチーフの
小さなアクセサリーパーツを見つけて
ピアスを作ってプレゼントしようと用意していた。

お花見へ行く前
欲しい服があったじゅんちゃんと
サオリさんのアトリエで待ち合わせをする。

手作りピアスの接続部分が甘くて、じゅんちゃんが来る前に直しておこうと
「ペンチがあったら貸してほしい」そうサオリさんに頼むと
アクセサリー用の様々な細かなパーツと道具がでてきた。

おかげで用意していたピアスに新しいパーツを加えたり
じゅんちゃんに渡してからも
実際につけてもらったのを見ながら
その場で改良することができた。

サオリさんが道具をくれる、というので
甘えて譲り受ける。作ることで、お返しできたら。と思った。
何かを作ることはやっぱり楽しい。

「仕事」だから作るのではなくて
ほんとうに、日々のささやかなものを
自分の手で作っていけたら、それはどんなに豊かなことだろう。





無事に服を選んだじゅんちゃんと
西武線と東西線を乗り継ぎ、九段下へ向かう。


電車に乗っている間に
最近の話を聞いてもらった。



じゅんちゃんと話していると
頭の中で勝手に、物事をどんどん難しくしようとしてしている自分に気がつく。
「むずかしい」に向かおうとしている思考に
すっと、触れてほどいてもらうような気持ちになった。


あ、そうだったよね。
むずかしくなかった。

とってもかんたんなことだよ。


そんな風に思うことができて
胸の周りが軽くなる感じがした。



はじめて生きている。
いろんなことがわからないけど、
たぶん、とっても、たのしい。



九段下で過ごした後
東西線に乗って引き返し
高田馬場駅で、じゅんちゃんと別れる。

今年も一緒に、桜を見ることができた。

「来年は防寒して、千鳥ヶ淵でボートに乗ろうよ」
と話した。





じゅんちゃんとの会話を思い出して
転職活動の相談をしていたひとに
「むずかしく考えないで、ふつうに生活できるようになりたい」とLINEをしたら
「いまもふつうだよ」と返信がきて
ふと、涙がでた。








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