2015年4月12日日曜日

すこしずつ、ちいさい気持ちで。




稲荷山公園でのイベントが終わった。
わたしは当日、お手伝いといえ
ふらりふらりと会場にいるだけで
お弁当やバッグをいただいてしまって
なんだか申し訳ないような気持ちだったけれど

主催をしている友人たちの当日の姿を見ていたら
じんとした気持ちになった。



大きなマーケットでは、並んでも並んでも、何も買えない
という話を聞いて、すこし心が小さくなっていたし

「ほんとうにいい」から、だんだんと名が知れ渡るとわかっていても
「どうしても欲しい」というひとの行動を目の当たりにしたとき、
ひく気持ちがあった。
(「どうしても欲し」くて、MOTHER2のほぼ日手帳を、私も買っているのだけど)


だけど雨があがって
芝がかわいたらみんなシートを敷いて
ごろごろしだして

毎日散歩しているひとたちが行き交ったりして

どんなひとの気持ちよりも
公園の方が大きかったと
知った1日だったように思う。


なんだか救われた。




公園がよろこぶ1日になったら
なんて書いたけど
ひとが公園をよろこぶのに、ちがいなかった。

木々も草っ原も、そのまんまで
ノルディック・ウォーキングのイベントも同時に開かれていて
スキーストックを持ったひとたちが
ぐるぐると公園をまわっていた。





famfarmのテントに入ると
野菜を包んだ袋に野菜の説明が入ったシールがついているのを見つける。
小島さんに聞いたら「正月に作った」と言っていた。
自分で考えて、工夫を取り込んで、動いている。






Tuuliのふたりは、ふと姿を見つけると走っていたり
aalto coffeeのテントの中で、サポートしていたりした。
お湯を沸かしているしゅんすけくんは笑顔だった。
まりちゃんは、本部のテントから、さっと駆け出しては
会場のマップを持っていないお客さんに、「たのしんでいってくださいね」と
マップを手渡していた。




お米のやまざきさんは、おにぎりを握りつづけていたし
夕方完売になってしまったsunday bake shopもこれでもか、
という数のお菓子を作って運んでいた。
リュネットさんは第2便のパンを運んでいたし
アグネスパーラーさんはいつ目にしても、果実シロップを注ぎ続けていた。
cafe leuteのふたりは、フードや飲み物を探しているお客さんに
お茶を出し続けていたし
作家さんたちも、たくさん、作品を準備してきたのだろうと思う。






雨が降って、近所に住む友人たちがテントを貸してくれたり
会場まで張りに来てくれたり
BRIKIKKAは友人の出店者に、雨よけになるように
ガラスつきのケースを貸したり、していた。




わたしは新しい、サオリさんの服を着ていた。
紺色の比翼の上着。たくさん褒められた。




あいぽんとたけしくんが、
テントをはるのを見ながら、
しっかりとした支柱を、いつまでも土にささないのが不思議だった。

ロープを結んだり、ペグを打ち込む場所を見たり
かたちの見えないことに時間をとっていて、
2本の支柱は地面に寝たまま。

これを、ざくっといって、
布をざっとかければ、いいんじゃないか。と思うのに
全然、そんなそぶりがない。



ロープをペグにかけて、ひっぱったとき
はじめて支柱がたちあがる。

地面には埋め込まれることなく、

ロープの力の間で、バランスをとり、テントを支えるのだった。

テントをテントにしているものは
しっかりとした棒とか、板とか
そんなものではなくて

今起こっている、運動そのものだった。

ひっぱり合う力の運動そのもので
毎瞬間、テントが成り立っている。







0 件のコメント:

コメントを投稿