2015年2月28日土曜日

昨日、
お手伝いをさせてもらいながら
魂、こもってる服に
何度も触れて
たくさん、試着して
自分にとっての、1枚を
選んで選んで、
手にしていく人たちを見させてもらえて

90のサイズのズボンを
おなかの中の子のために
買っていく友人とか

忙しいのに
手伝いに入る前、温かいお昼を準備してくれた店主とか

打ち合わせ前に立ち寄って、
置いて行かれた紫陽花とか

さりげなく手伝って、
帰っていく友人の
お弁当の玉子焼の話

夕方の、すこし落ち着いた店内での、
試着会


なんだか
また、大切な光景を
見てしまった。


帰りに
教えてもらった眼鏡屋さんで
コンタクトレンズを買った。
目をまた、新しくするんだ。



入ってきたメールに
昼の休憩時間に撮ったと、
梅の花の写真が添付されていた。


「頼りにされてますね」
とあった言葉に
返信しながら思い出す。


助けてるようで、
助けてもらっているといつも感じてる

と書きながら



ホノカアボーイの
レオくんとビーさんの姿を。


ビーさんは
ちゃんとごはん食べていないレオくんに
毎日ここへ来て、
ごはんを食べていきなさい。
と言った。

今も書きながら
涙が浮かんでくる
自分の琴線に触れる場面。


ビーさんが、
レオくんに手を差し伸べたように見えるけど

レオくんが
ビーさんに
手を広げさせて、あげた。



何も、掴んでいない
がらあきの両手が

隙間のある心が


誰かを助けることが
あるんだ。

2015年2月26日木曜日

 
 
水曜日、追加発注した服の確認作業などをする。
展示のために店にディスプレイされた服をあらためて見ながら
生地の端まで大切に使用されている状態や
目に留まるデザインになっているポケットや襟口が、
何より着心地と直結しているのだと気づいた。
 
明日、27日から3月7日まで
Cha-tu-chaでヒムカシ展が開催されます。

明日、明後日はお手伝いに行く予定です。
(裏方作業で店頭にはいないかもしれないけど)
 
9日間と日数があるので
タイミングが合うところで、ぜひ。
 

 
http://cha-tu-cha.com

春のうららの虹色マフラー


2015年2月25日水曜日

 

 
 
いとこからゆうパックが届いて
包みを開いたら鮮やかな色の手編みのマフラーが出てきた。
 
虹みたいに、たくさんの色。
 

この冬の時間を、もらったような気がする。
 
明るい色だから
もうすこし暖かくなるまで
ぐるぐると巻こうと思う。
 

2015年2月24日火曜日




スーパーの外にあるスピード写真で
証明写真を撮ってから
うどんとお菓子を買って、友人の家まで。
 
窓から、私の好きな道が
いくつも見える。
ひとりもくもくと、歩く道が
この部屋から見えると思うと
心が柔らかくなった。
 
 
庭先を覗いたら窓から顔を出したご近所さんちへもお邪魔して
お茶をいただいて少しおしゃべりして
それから駅まで歩いた。
 
どぶどぶと、空から水が落ちてきそうに
空気のぬるい日。
梅の香りが強くなっている。
 
 
 

友人たちとさっきまで過ごしていたせいか
急に寒さほどけた空気のせいか
池袋到着間近の電車の中で
都心に出るにはリラックスし過ぎている身体に気づく。
 
 
丸ノ内線に乗り換えて、東京へ。
 
 
友人の働くお店の前に立つと
友人も含めたお店の方たちが、やわらかい花びらみたいに
ふわっとそこにいて、心があかるくなった。
 
 
お祝いの贈り物を
丁寧に包んでもらう。
 
 
ひとは、あかりだな。と
今、思い返して思う。
 
友人へのプレゼントに、ぴったりのものを見つけたそのとき
彼女が横でそっと、その品の説明を添えてくれていたときの気配
 
かるくてあかるい光が
顔の横にほぉっと照ってた。
 
そんな感じがする。
 
 
 
帰りの電車の窓を、ばちばち、と雨がたたいて
夜が広くなる。空が近くなる。

2015年2月22日日曜日


 
 

蕪とお豆腐のスープ
生姜がほんのりと効いて美味しい。
蕪はもちろん、とろとろである。


お餅が完璧な状態のお汁粉
 
 
 
 

 
 
  
 

 
朝、居間のドアを開けると
ガスストーブで暖まった部屋から
洗濯洗剤の匂いがふわんとした。
 
窓辺に数枚のTシャツ
 
 
 
シャケのおにぎりを食べて出かける。
 
 
 
作業をしていると、廊下から声が聞こえてくる。
奥の部屋の人が引っ越していくらしく、
引っ越し屋さんが何往復もしている。
 
廊下に出たら部屋の前に立つ住人と目が合う。
顔を隠すようにのびていた長い髪をすっぱりと切っていた。
 
 
 
具合が悪そうだったお花屋さんのお母さんの
肌がぴん、とはって、頬をピンクにしていた
一昨日の様子を思い出して
いろんなことのすべて、いい風に流れよ、と思う。
 
雪解けと同じくして
いろんなことが、もとある流れに
戻っていく。
 
 

 
 
 
車で送ってもらいながら
目に入った桜が、咲いているのかと思ってドキッとした。
 
グラウンド囲んだ桜並木
蕾抱え始め、冬よりふくよかになった枝ぶりに
白いライトが照っていて。
 
 
家の前に到着したのに
話が続きそうだと、もう一度アクセル踏んで、ぐんと道へ出てくれた。
途中のセブンイレブンでコーヒーを買う。
ラテがないと知って、豆乳を買って注いだ。
 

 
 
 
家に着いて、床で眠ってしまう。
 
夢をいくつか見る。
 
車に乗りながら、現実では知らない友人と喋っていて
「私は死ぬのはこわくない。
でも、死ぬ前にすごく痛かったり、
すごく苦しかったりする時間があるとしたら、それはこわい」
という話をしていた。
 
叔父と叔母を病院へ連れて行ったりしたから、
そんな夢をみたのかもしれない。
 
生きて死ぬこと。
地上の生は不思議だけど
今はその最中にいるから
 
あっちこっちと、他人の眩しさに気をとられずに
じぶんの灯火と
そのひかりでみえるもの、みえるひとや事象を
よく見つめること、関わることの
ゲームというか
 
自分は自分の体験の中にしかいられないということを
いかに会得するか
体験の深度を深める、世界の画素数をあげるという
ことを
しているような気が、ふとする。
 
 
 
7万円のコートのことを思い出す。
仕立ての様子とか布地を、今思い出すと
7万円は安い価格設定のように思えるけど
 
7万円あったら、旅行に行けるんだなと思って
わたしは旅に出る方にお金を使うだろうと感じていた。
 
でも、丁寧につくられたそのコートを羽織って暮らすことや
手入れをしながら気に入ったものを長く着ていくことで
得る豊かさは確実にあって
 
それぞれの人が、自分の体験の深度を深めるために
違う選択肢を持っていて
それぞれにそれぞれの生に、
没頭し、模索し、関わっている。
 

 

 


2015年2月20日金曜日

 
 
夕方になるにつれてお腹が空いてきて
あれが食べたい、これが食べたい
と話しながら手を動かしていた。
 
ばんどう太郎の煮込みうどん、ホットケーキ、なんならドーナツでもいい。
とんかつ、オムライス
パンチの効いたメニューが並ぶ。
駅から人が流れ出てくるのを窓から見ていた。
 

 

2015年2月19日木曜日





「ケムリコーヒーとかっていうやつ」と言って出してくれたコーヒー
豆の袋には「ネムリコーヒー」と書かれていた。惜しい。
なかなか素敵な間違え。焚き火のおともにケムリコーヒー。

温めてカップに注いでくれたコーヒーは
とても美味しかった。
 
 
 
段ボールいっぱいにつまったたくさんの服をハンガーに掛けながら
「夢の中に突入だ」と思う。
難しいかもしれないけど、展示をお願いしたい。と夢みてたことの
今、その中にいる。
 
フィルムが回り始めたら
丁寧に見つめていくこと。
 
 
 
 
 
帰り道に本屋に寄り、漫画本を1冊。
それから、この間の奈良のこと、記事になっている『ソトコト』
買う。
 

 
梅の香り。
薄手のコートでも、すい、と歩ける夜。
立ち止まって嗅ぐ。
 
 
 


 


2015年2月18日水曜日





作業の終わる頃にはお腹が空いていて
ラーメンを食べて帰ることにする。
 
ふたりでお店に入るとお父さん(多分、店長)と目が合う。
目が合った瞬間、寡黙なお父さんから「いつもの?」と聞かれる。
ついにこの日が来た!と思った。
さおりさんを見ると同様に感動しているらしく
静止しながら目を輝かせていた。
 
胃がもたれない、野菜たっぷり
山椒のきいた美味しいラーメン。

いつも頼むメニュー
いつも頼むトッピング

青々としたパクチーが、どさっと盛られている。
 
 
 


 
食べ終えて、表へ出たとき
「豊かな人生だな」と思わず呟いた。
 
細い路地
乱雑に停められた自転車
ざわざわとした商店街の気配を背後にして。
 
 
 
いい友だちに恵まれているし
行きつけの美味しいラーメン屋さんがある。


 
雨の弱まった夜
雲間から微かに星が見えた。
 

 


 



1日がかりで病院へ付き添う。
車椅子を押す感覚が懐かしかった。
 
病院は人で溢れている。
待ち時間は長い。
 
本をすこし開いたけれど
集中できずに数ページ読み進めて閉じる。
その数ページもまた読み直さないといけない。
頭に入っていないから。
 
いつ診察室へ呼ばれるのかも
何時までかかるのかもわからないまま
のびきった時間の中に座っている。
 
ぼんやりと待つ人々
働いている人だけが背筋をしゃんとさせ、早歩きで行き交っている。
 

帰宅してすぐにお風呂に入って
19時頃に眠る。
 
さっきまでそのまま眠っていて
夢をみていた。
 
時計の針が14時をさしているのを見て
まだ二時か、と思いながら
「時間が膨大にあるね」
と話している夢だった。

 
 
 
どこかを患っていて
治そうとしているひとが、溢れている。
 

2015年2月15日日曜日





風がやんだので、歩くことにした。
夜の住宅街を、歩いて、歩いていたら
ほっとあらわれるラーメン屋。
 
よしもとばななの、『ハゴロモ』みたいだなぁ…と思う。
 
 
 
駅まで歩いたらきっと4、50分。
暗い道沿いにあるのに
扉を開けたら明るい光の下、大きな男の人たちがぎゅうぎゅうになって
賑わっていた。
 
連れて行ってくれた彼女と、入り口に近い席に並んで
黒ごまみそラーメンと餃子を食べた。
 
 
 
ぽつりぽつり、語られることばの
ことばにならないところの深さが
胸の奥にじんじんと滲みてくる。
 
 
 

満腹のからだで、吸い込まれるように入った
帰りがけのコンビニエンスストアで
Sサイズで頼んだコーヒーが、Mサイズで出てきた。
 
「コーヒー、好きですか?」
唐突な問いに
「はい」
即答した自分がいて
私はコーヒーが好き。と気づいた夜。



2015年2月13日金曜日

 
 
16時過ぎの木道をぬけるとき
「いま、ひとり」という感覚が鮮やかだった。
 
午前中友人とふたりで歩いた気配が
まだ近くにあって。
 
 
日が傾いて長く射す金色の光
国道を渡る時に開けた空を見て
橋を渡ったら綺麗だろうなと思った。
 
 
 
 
丁寧にするほど、綺麗に仕上がるということを
繰り返しの中で覚えていったり
ごまかし進んだところを、もう一度ほどいて
やり直したり
驚くほどすいすいと、進むときがあったり
触るほど心が冷たくなって、手放したくなったり
 
手仕事の過程と
生きていることの過程は
本当によく似ている。
 
 
 
 
夜眠る前に
彼女の綺麗な手を思い出す。
 
 
よく通っていたお店のだんなさんが亡くなったと
ひとを伝って聞いた宵の口
悲しかった。
 
無口なおとうさん
にこっと、笑うだけで、ほとんど声を聞いたことがなかった。
 
奥にいつも座っていて、店先に立っている私と目が合うと
すっと口の端あげて、笑ってくれたんだった。
 
 

黙祷をする。
 
 
 

 
 

2015年2月12日木曜日

ポストに入れ忘れた手紙を
コートのポケットに入れたまま
電車に乗っていた今日。

2015年2月11日水曜日

 
 
ここ数日の空の澄み具合。
  
 
 

ゆうちゃんに話しかけたいと思ったけれど、
メールという気持ちにはならなくて
手紙を書き始めた。
  

手紙のなかで
少し前の、婚活サイト登録 - 退会の顛末について触れたとき
大切なことに ふと気がついた。
 
  
 
 
 

それまでの私だったら
“婚活…”(1:鼻で笑う / 2:響きだけで抵抗を感じるので触らない)
という態度だったと思う。
ひどい感じがしますね。でも、正直、そうだっただろうと思う。
 
もちろん、お見合いをしたり
サイトに登録している友人に対して
そんな風に思ったことは1度もない。
ひとの気持ちに対して、何かを感じたことはない。
 

私にとっては、なんだか違うと感じられるもので
実際に関心を持ったこともなかった。
 

  


 
それが少し前
「なんとなく気になる」と動いたちいさな気持ちに対して
ポーズをとらずに素直に関われたことは
わたしがわたしの心を
大切にした
ひとつのあらわれだったのかもしれない。
 
ほんとうにだいじだったのは
そのことのように思えた。
  
 

 

ポーズで、消してしまってきた
ささやかな本心が
今までもたくさん、
あったのかもしれないな。
 
と、感じた。
 
  
 
 
 

どこへむかっての、ポーズだったんだろう。
わたししかわたしを、
見ていない時にまで。
 


2015年2月10日火曜日





沈丁花の蕾が膨らんでいることに、気づいた今日。
紅梅も咲き溢れて。
 
 
 
薄氷のパリンパリンと、割れる音が聞こえてきそうな
澄んだ空気の日だった。
 
iPhoneにイヤフォンさして、iTunesを開くとき
くるりの『ハイウェイ』を1曲目に選んでいる。
 
乗り換え駅の人気のない階段に
差し込む白い光
 
トーンと軽い空気が、遠くの音を連れてくる。
 
 
 
たどり着いた部屋で
半分に切って食べた、シュークリームとエクレア。
買ってきてくれたひとの、心が嬉しかった。
いつの間にか誰かの視界のなかに
わたしが含まれていること。
あたたかい眼差しの中に
映っていたこと。
 
 
 


お昼におうどんを誘ってもらったけれど
昨日くらいから全然、お腹が減らなくなったことを話して
笑った。 
水をよく吸い上げた植物みたいに
なっている。
 
 


 

 
 
降っていた雨が午後になるとあがって
冷たい靄の中の白い光が太陽
 
木の枝は雫を抱えている
 
 
 
靄の中を泳ぐようにして駅へ向かう。
公園に入ると木々の影が芝の上に長く映り込み
雨粒抱いた芝全体に薄い光が渡っている。
幻想的。
濡れた落ち葉の上を歩いた。
 
 
 
初めて訪れた友人たちの家に、1番に到着する。
みんなが来るまでの時間に、友人夫婦と3人で交わせた会話が嬉しかった。
(お腹の中に、もう1人いたから、4人だった)
それからひとりふたりとみんなが集まってきて、なんだかずっと、笑っていた。
持ち寄ったごはんでお腹がいっぱいになって、
夜の靄の路、自転車で帰る友人たちを見送り、
それからもーさんと駅へむかって、電車に乗って帰って来た。
靄がかった公園をまたぬけて、家へ。
 
 
 
○ 
 
 

朝、昨夜もらっていたメールの返信をする。
 


素直になって、すこし勇気を出したら
ひかりが通った感じがした、出来事があった。
 

小さく動いた自分の望みを
見過ごさないでみようと思えたのは
じっとり湿って冷たくなりながら(比喩ではない)
ほんとうは、どうしたかったんだっけ、と
手探りでまた、組み立て直すひとの、姿に触れていたから。

 
 
「なおみちゃん、これで、わかったでしょ」

今、文章の続きの言葉、探していたら
耳の中で、こんな風に言う、彼女の声が聞こえた。
 
 
 






2015年2月7日土曜日

 
 
住宅地の細い道を歩いていたら
庭木になった、オレンジ色の実を(蜜柑だろうか)
ヒヨドリがつついていた。
 
近所の方から、庭になった美味しい蜜柑をいただいた冬だったので
「このおうちは、なった実をとらないのだな」
と思った。
いくらか、食べられるだけの分をもいだのかもしれないし
もしかしたら、ご年配の方のお住まいで
木の実をとるようなことができないのかもしれないし
理由はわからないけれど
 
実がなるからって、とらなくたっていいんだよな
 
と思った。

なる実の全てをとらなくていい。
 
鳥が実をつつく様も
つつかれて果実が澄んだ午前の空気にさらされる様も
穏やかで美しかった。
 
家主は鳥のために、残しているのかもしれない
とまた思い、それならそれも豊かな感じがすると味わったあとに
 
ただそうなっているだけで
意図がなくたって、そもそもいい
 
ということを、思った。
 
 

 
 
すこし赤裸々な話になるけれど
ひとつの観察として書いてみたいと思う。
 
 
ここ最近のわたしは
「すてきなふたり」に出会っている。
 
それまでのわたしは「すてきなひとり」と出会ってきた。
 
(ふたりにみえても
結局は「すてきなひとり」と「すてきなひとり」がいるのだけど)
 
それで、結婚ってなんだろうと、たびたび、触ろうとしている。
 
 
したいとも思わないけど
したくないわけじゃない。
そもそも相手なしに、したいとか、したくないとか
考えられることなのかな…とか
 
いろんな思いがめぐるのだけれど
 
でも気になる。と思って
 
婚活サイトに登録してみることにした。
 
同じように「よくわからないけど」と靄のなか、手をかくようにしている人が
いるのではないかな、と感じたから。
 
 
 
そのサイトでは
相手が自分にコンタクトをとりたいと思った時に
質問を設けることができて
 
わたしはふたつの質問をつくった。
(ひとつはわたしが以前、面接で問われたこと。
いい質問だと、ずっと思っていたので)

「今日、嬉しいことがありましたか?」
「大切な友人の、尊敬するところは?」
 
 
 
夜、眠る前にサイトを開いたら
ふたりのひとからアクセスがあって、
それぞれが質問にこたえてくれていた。
 
今日あった、ささやかな嬉しい出来事を
誰かが教えてくれることには、あたたかな感触があった。
 
 
 
それでも
自分が数ある顔写真と、自己紹介文から
ひとを選ぶことが難しく思えて、退会することにした。

 
そして当然だけれど
みんな真剣で、ぼんやりしているひとはいないし
数少ないぼんやりしているひととは、ぼんやりしたまま
永遠に出会えない気がした。そもそも必要としていないのだ。
 

 
 
たばこを、吸う、吸わない
お酒を飲む、時々飲む、飲まない
 
学歴 職種 年収 性格分類
 
 
いろんな人のプロフィールを見ていきながら
 
わたしは何を選ぼうとしているんだろう
と思った。
 
そして、同じように向こう側にいる誰かに
今、選ばれたり、選ばれなかったり
しているんだな。と感じた。
  
 
 

 
 

それからふと
なにかを得ようとして、するものではないのではないかな
と、思いが湧いた。
 
安定がほしい、とか
こどもがほしい、とか
なにかが欲しいと思って、するのが結婚では
ないんじゃないかな。という感じがした。


 

 




 
そこまでが、なんとなく、わかったこと。
 
 
 
 

 
 
 
今日は久しぶりに
祖母に会いに行った。
 
皺が増えた祖母の手。
柔らかい。
 
ふと会話が途切れたり
祖母が真顔になった瞬間に
 
また話題を探したり、
祖母に笑ってもらおうとしたけれど
 
ほんとうは言葉で時間を、埋める必要はなかったんだ。
 
そう帰り道に思った。
 
ない話を、探すよりも
笑ってもらうよりも、
 
ただ何もなくたって、一緒にいたらよかったんだ。

思った。
 

 
 

 
 




2015年2月3日火曜日



なんの手がかりもないので、
逆に選択肢が無数にある感じがしていて

強く惹きつけられるものはないけど
離れたいものは知っていて
それならもういっそ
それが見えないところまで行きたいような感じがしていた。
 
 
 

 
 
 
 
雪解けの空気があまりにも澄んでいて
山の方角へ歩いてお茶を飲んだら、今日はいいなと思って
ゆっくり会いたかった友だちに連絡をする。
 
稲荷山の木々に膨らむつぼみ
 
公園の入り口でおじいさんと目が合っておじぎをしたら
その人も微笑んでゆっくりとあたまを下げてくれた。
 
 
 
 

 
 
 
1日の終わりが寂しいことを
ずいぶん忘れていたな、と思う。
 
 




 
 
 
 

 

2015年2月2日月曜日



会って感じた違和感を
夜眠る前に思い出すと
違和感の理由があらわれてきて
眠れなくなった。
 
ここにいない誰かのところに
心が寄っていて
目の前の私と
話していない感じがするから
さびしい気持ちになって
心に泡が湧くような
そういう感覚になるのだと感じた。

目をひらいて
ちゃんとこっちを見て欲しい。
と思ったら、悲しくて寂しくて、涙が出そうになった。
 
 
今度もし会えることがあれば
そのときそう感じるときがあれば
今度はそう、伝えてみようと思った。
 
 
雪が解けたら空気は澄んで
土がやわらかくなれば、芽吹きが進む。
 
 


2015年2月1日日曜日

BRIKIKKA 10周年おめでとうマーケット

 
 
 

店主が用意してくれていた、焼き芋。

焼き芋好きのUさんのため。と言っていたけど
ちいさく、
「もしも夕方来てくれたひとたちに、
フードが売り切れていたら」って。

その上で
リュネットのおいしいパンを温める出展者たち。


Bが10個のプリント。
s-clothes-treeのトレーナーに、AURORAがプリント。
下の冊子も添えて。

10周年、おめでとうございます。


TAKAHASHI AYACOちゃんと
みんなの腕のなかを、眠りながら渡る
かわいい女の子





ほんとうにたくさんの人が
お祝いに来ていた。
みんな、笑っていた。

もーさん、
ありがとう。






風邪をおして
打ち上げのケーキを焼いて来てくれたNちゃん。

つぼみのまま届いて
どんどん赤い花びらを開かせたチューリップ。

さりげなくふらっと顔を出して
いつもの顔で帰っていくひと。


いろんなひとの
BRIKIKKAへのありがとうのかたち。

みんなが、店主によろこんでもらいたい
おめでとうって伝えたい、って
それぞれに思っていて

彼女のすてきなところは

それを、させてくれるところだって
感じた。

そんなこと、ぜーんぜん
かんがえてないよ、ってきっと本人は言うだろうけど。