2016年2月11日木曜日



朝、目を覚ましたら
鳥がキィーキィーと鳴く声がした。
ねじまき鳥みたいだな、と思う。
 
 
手紙を書いたり、
メールをうったりしていて
気がついたら10時前になっていたので
ミーティングの時間だ、と急いで家を出て
自転車を漕いでfence worksの事務所へ向かう。
 

いつもと違う道から行くと、
通りの先の公園が目に入って
「公園まで散歩したり、しよう」
と、思う。
ふらりと歩いたり、という時間を
しばらく持っていないな、と思いながら。
 
 


事務所に着くと一番乗りで
鍵を開け
誰もいない部屋に入って
ぜんぶの窓を開けて
空気を入れ替える。
 

パソコンを開くと
なっちゃんから
「今日のミーティングはなくなったよー」
という内容のメールがきていた。
 
みんなさんさんばらばら、仕事で出払っているらしい。
 
 
思いがけず、ぽかん、とできた余白に
それぞれの出かけていく足音が、聞こえてくるような感じがした。
 
 
 

色んなことを
ごたごたとしたまま抱えていたので
ひとり
地図を開き直す時間にしようか、と思う。
 
連絡したかったひとに、連絡をして
自分のスケジュールを見直して
必要なことを、整理したい感じがあった。
 


ひとまず、と思って
お湯を沸かしてお茶を飲んでいると
聡くんがやってきた。
 
先日
父親になった聡くんを見て、
おめでとう、という気持ちも込めて
「おとうさん、」と声かけると
「いややわ〜、もてへん〜」
と、聡くんは言った。
  
 

 
 
みんな、いないし、
この時間をどうしたものかと思っていると

「散歩したいなと思って」
「歩きながら話すっていうのはどうだろう」
と聡くんが提案をくれる。
 
スタンダードブックストアを教えてくれた聡くんと一緒に
アヤコちゃんが教えてくれた、
アオツキ書房に行きたい旨を伝える。
いい予感がする、古本屋さん。
アヤコちゃんが手紙に「行くといいよ」と書き添えてくれて
ホームページを見たときから
聡くんにも話そうと思っていた。
 
 
地図を調べる。
思っていたより、近そうだ。
 
ひとまずそこを目指して、歩き始める。
 
喋りながら
橋を渡る。
 
向かい岸に渡ると、街が変わる。
 
 
通りすがり
街路樹の下にローズマリーが雄々しく繁っているのを見て
今度ハサミを持って、ここにもらいにこよう、と思った。
ローズマリー、青くて小さな、花が咲いている。
 
 
話すことは、たくさんある。
 




 

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