2016年3月4日金曜日


 
奈緒ちゃんは1晩、泊まって
それから
なんばから夜行バスに乗って帰って行った。
 
朝も夕方も
珈琲を淹れてくれた。
 
その夜
眠るときに
 
あぁ
今日はひとりなんだな
と思って
眠った。
  
 
 
福祉への関心が
ここ数ヶ月の間に、素直なものになり
 
少しずつまた
ヘルパーの仕事もしていこうと思った。
 
タウンワークで見つけた求人に応募して
奈緒ちゃんが大阪を発った翌日
わたしは面接を受けてきた。
 
友人が住んでいる街であること
事業所の名前が、スワヒリ語のすてきなことばだったこと
家政婦派遣からの系譜であること
時給が高いこと
 
なんとなくいい感じがあって
応募した。
 
 
すこし遠いけど、友人もその街から梅田まで通勤している。
週に1、2回なら負担にならない気がした。
 
面接の中で
 
「できますか?」
 
と、繰り返し聞かれたことが
引っかかる。
 
 
援助職は、相手があってのこと。
 
「できます」という約束をするのが
難しい。
 
それは、まだ会っていない、相手の呼吸を
含んでいないから。
 
ことばの揚げ足取りのように
感じられるかもしれないけれど
 
本当にそうだし
 
そのことを
 
本当に大切に、丁寧に扱うべきところだと信じている。
 
「やります」とは言える。
それは、わたしは取り組みます、という約束として。
 

 
出会いながら、
一緒に、やっていくんだよ。
 


 
 

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