2016年4月4日月曜日


 
 
4月に入って
桜が視界に入ってくる
 
昨日はお芋屋さんの早番で
休憩時間にお昼食べいこ、と石山さんから声かけられた。
 
新しく入った男の子がいて
その子に声をかけた流れで
話せるように場をつくってくれたんだと思う。
 
連れて行ってくれたお店は
カンテ・グランデで
ずっと前、初めて大阪に来たとき
陽子さんと一緒に入ったお店だった。
 
合流して早々
「なおちゃん、(その男の子が)生きてる意味がわからないんやて」

石山さんが話しかけて来た。
 
初めて会うその男の子は
20代前半といった感じで、くりくりとした、綺麗な目をしていた。
 
あ!と思う。わたしも意味を探していたことがあった、と思った。
それでなんだか、
「わたしは意味はないって思ってる!」と
探して探して、見つけたところを
ぱっと口にした。
 
石山さんは
「俺はどうでもいいと思ってんな。
 ごはん食べながら話そ。テーマは生きる意味やな」
と言った。
男の子が
「重いすね」
と言うと、石山さんはすぐに
「軽いやろ。俺はどうでもいいって思ってて、なおちゃんは意味はないって言ってるし」
とこたえた。
 
意味で心臓は動かない。
 
でも心臓が動く意味を知りたい。
 
どうして生きているかわからないから
生きている理由を知りたい。
 
何か意味があれば
すこし落ち着く気がして。
 
でも、多分、意味以前を生きている。
 
意味がかなうところを越えて
もう生きているから

頭や言語のあるより
もっとはじめのところで
動いているから
 
命を意味、に入るように
ちいさく刻まなくてきっといいんだと思う。
 
「どうでもいい」という言葉は
投げやりな感じがするけど
佐田さんは石山さんのことを
「多分おれが知ってるひとの中でいちばん、がむしゃら」
といつか言っていた。
 
男の子の話も聞きながら
カレーを食べつつ、いろんな話をした。
 
気付くと昼休憩が2時間経っていて
お芋屋さんに戻ってしょうこちゃんに
「ごめんね」と謝ると
しょうこちゃんが笑って
「いいて、いいて」と言った。
 
しょうこちゃんのちいさな顔。
ちいさな肩。
 
カンテ・グランデの隣の神社でも
桜が満開で
いまも目にのこってる。
 


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