2016年6月25日土曜日



帰り道に、橋のむこうに目をやったとき
空にぼわんと靄で滲んだ月が見えた。

靄で輪郭が滲むせいか
充分に、満ちて見えて
 
雨上がりで湿度のすこし逃げた空気が
肌にひんやりとして気持ちよかった。
 
「あともうすこし」と思う。
 
何のことか、わからないながらに。
あともうすこし。
どこに焦点を、合わせようとしているんだろう。
湿度は放たれたのに。




この頃、
ほんとうにいいお仕事をいただいているな、と感じる。
自分にとって大切で、深いところに影響をもらっているひとから
いただく仕事だ。
 
ロゴやDMの制作だったりするのだけれど
ものづくりをするひとたちなので
出した案にくれる修正希望が本当に的確で
希望のところを直して出てくるバランスが、納得。
というかたちにいくので
修正を重ねるたびに、その感覚が新鮮にからだに吸収される感じがしてたのしい。

本来だったらそこもびしっときめて、
はじめから提案できたらいいと思うけれど
自分にとって、尊敬する仕事をしているひとたちが
そこで培った感覚や、視点をくれて
そこにむけて手を動かし、一緒に制作できることが
ありがたく、嬉しく、たのしい。
 
 
 
この間、げんちゃんに写真を撮ってもらって
(フェンスワークススタッフみんな、プロフィール写真を撮影してもらった)

わたしが何も考えていないとき
こんなに物憂げな顔をしているのか、と知った。
何も考えていないのに
「何考えてるの?」と聞かれることがある理由が
わかった気がした。

事務所のみんながいるところで撮影した時には
大きな口をあけて笑っていたので、なんだかほっとした。
 
あの顔をみると、
自分のなかにはすごく暗いところがある気がする。
 
ある気がするけれど
そこにチカチカ、光っているだろう星のひかりに
触れていたいと思う。
 
暗闇はある。
光もある。
 




 

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