2017年6月4日日曜日

夾竹桃の枝の下へ行くと
甘い匂いがした
 
鮮やかなピンク色の花が満開だ
夾竹桃も芳る花なのだなと思う
 
先日、名古屋に行く前に買って、それからずっと使っていたパソコンが壊れた。
おとといは、介助の仕事を終えた瞬間に雷雨がやってきて
リュックに備えていた小さなか折りたたみ傘で身を守ったけれど
強い風にしなった骨がぐわんと曲がった。
 
びしょ濡れになって辿り着いた駅のホームから、空が真っ白に光るのを見ていた。
後ろに並んでいた女の子たちも、服が濡れたときゃあきゃあ騒いでいて
22時半、到着した空いた上り電車に乗りこむと、彼女たちは
「座りたい」
「でもこれじゃ(服が濡れていて)座れないよな」
「お尻は濡れてへん。大丈夫ちゃう」
と言いながら、3人並んでちょこんと座席についた。
その姿が可愛らしくて、ひととき和んだ。
 
 
母が大阪に来た。一緒に働いている橋本さん、仁美ちゃん、聡くんと会ってもらった。
ひとしきり母が喋った後
「安心しました。これから(みんなの)名前を聞いたら顔が浮かぶから」と言った。
その言葉がじわんと伝わってきて、心配かけていたんだなとあらためて気づく。

母が2泊して埼玉に戻ったあと
私はアクセサリーを身につけられるようになった。
 
小さな頃から
母はいつもネックレスとイヤリングと指輪、それから香水を必ずつけていた。
赤い服や鮮やかなグリーンの服、綺麗な色の服をいつも着ていた。
 
私はといえば紺の服ばかり着ていて香水は匂いに酔ってしまってつけられない。
アクセサリーも可愛いものを見ては憧れるのだけれど、身につけていると
肌へ当たるのが気になったり
似合わないもので着飾っているようなあさましさを覚えたりして
アクセサリーは何をしても嫌になってすぐに外してしまった。

それが
母が帰った翌日から、アクセサリーをつけることに抵抗がなくなっていた。
もし私が醜くて、豚に真珠に見えたとしても
そんなことはもう、どうでもいいのだった。
 

 

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